インド旅行⑥ハリドワール&リシュケシュ旅と、このインド旅行で一番おいしかった甘いものと、お土産のお菓子の写真

インドに関すること

一昨年のインド旅行をお菓子や食べ物のことを中心に今さら記録してますが、これが最後です。

デリーの話ばかりだったので、ガンジス川の聖地・ハリドワールとビートルズで有名なリシュケシュに連れて行ってもらった時の話を。

こないだデリーで一番おいしかった甘いものについて書きましたが、今回はこのインドの旅全体で一番おいしかった甘いものを発表したいと思います。

ちなみに、甘くないもので一番おいしかったのは、だんとつでホームステイさせていただいていたお宅で毎日食べさせていただいたインドの家庭料理、とくにカレーでした。フレッシュな食材だけを使っていて、日本のインドレストランではなかなか食べられないような、それどころかインドのレストランでも食べることがなかった、本物のおいしさでした…

 


 

ハリドワールはデリーから夜行バスに乗り、7時間くらいの町でした。

朝もやにけぶる早朝のガンジス川。とても美しいですが、めっちゃ寒かったです。

 

寒中水泳ではありません。沐浴をする人達。

写真では伝わらないけど、かなりの水流…けっこう怖いです。

寒さと川の流れをものともせず、どんどん人々が川の中に入っていきます。なんというかとても神々しい風景。

聖なる川といわれるガンジス川ですが、ガンジス川流域すべてが聖地とされているわけではなく、聖地とされているのはこのハリドワールや有名なバラナシなどの数ポイントにかぎられているそうです。

この聖地とされるポイントで沐浴すると罪が洗い清められるのだそう。

また、同じガンジス川を流れる水でも、聖地ではない場所を流れる水は普通の水だけど、このほんの数百メートル程度の聖なるポイントを流れる水は特別な力を持つ水で、ここで汲んだ水は腐ることがないそうです。

このハリドワールはわりとガンジス川上流の町なので水もきれいですが、よくテレビなどで見かけるバラナシなんかは生活排水などが流れ込み、汚れてしまっているのでは…?と思ったのですが、それでもなぜか腐らないそうです。そういえば私の友達も、バラナシでペットボトルに水を汲んだけどなぜか本当に腐らなかったと言っていました。本当に不思議です。

ちなみにガンジス川の聖地といえば遺体を流す場所としても知られていますが、ハリドワールなどは政府の意向で遺体を流すことが禁止されるようになった、とのことでした。

 

 

 

ハリドワールからタクシーでガンジス川上流の町、リシュケシュに向かいました。ガンジス川両岸に寺院やホテルやお店がびっしりと立ち並び、ちょっと日本の温泉街みたいな雰囲気です。

 

よくテレビとかで見る橋だ~~~

 

橋は人間だけのためのものにあらず。犬も牛も自由に行き交います。

 

野良牛とすれ違う。けっこうすれすれ。

 

 

さて、さっそくこのインド旅行でいただいた甘いもので、一番おいしくて感動したものを紹介したいと思います。

 

それは……

↓↓↓

はい、さとうきびジュースでした~~~~!!!

(いやこれリシュケシュじゃなくても、そしてインドじゃなくても、いろんな国や場所で飲めるものだとは思うんですが、私はこれまでどこでも飲んだことがなかったんです…)

 

デリーで一番おいしかった甘いものを「ざくろジュース」と言っておいて、また今回もジュースかい!!って感じですが…

インド菓子(ミタイ)が好きでインドに行ったんじゃないのか、って感じですが…

 

…それでもあまりにもめちゃくちゃおいしかったもので…!!!

 

ざくろジュースでも思ったけど、多くのお菓子等と違ってやっぱりこういう100%生ジュースってそこに行ったからこそ飲めるんですよね。

日本ではこのフレッシュで濃厚でぜいたくな味はとうてい再現できない、味わえないんだろうなっていう貴重さありがたさがすごくあって。生ジュースには、旅ならではのライブ感がつまっている…。

(あっ日本でも沖縄など生さとうきびジュースを味わえる場所がきっとありますよね。日本で、というより今自分が住んでいるところで簡単には味わえない、と言ったほうがいいですね。)

それもほんっとうにこのさとうきびジュース、とても甘くて味わい深くて、さとうきびと一緒にライムも搾ってるんですがそのライムの香り・酸味・爽やかさが絶妙で…あと例のブラックソルトも効いていて…とんでもなくおいしかったんですよ。

インドの人達はこんなにもおいしいものを日常的に飲めるのか…すごい…と思いました。

ほんとにインドに行けてよかったなあ。また行けるようになりますように…泣

 

↓これはさとうきび搾り機の下で搾り汁のおこぼれをなめている野良牛。

 

↓これは首飾りをつけてもらってる野良牛。前回も書きましたが、インドでは飼っているわけではなくても、地域の牛や犬に人々が思い思いに首輪や服を与えているとのことです。

 

↓これは服を着せられてたリシュケシュのタクシー乗り場のわんちゃん。

 

リシュケシュを離れ、ハリドワールに戻りました。ガンジス川に沈み行く美しい夕日。

 

ハリドワールの町は山の上の寺院とガンジス川の間に広がっていて、お土産物屋さんがいっぱいです。観光地の門前町らしいにぎわい。

 

もちろんお菓子屋さんもありました!

 

レストランにもスイーツメニューが。

 

レストランで食べたミルクケーキ。旅情もあっておいしさもひとしおでした。

 

夜になってもにぎわうハリドワール。

ガンジス川の夜景、とても美しかったです。

 

 

私のわがままでこんな遠くの町まで連れて行ってくださったお友達家族の方々には本当に感謝です…。すごくいい経験ができました。本当に行けてよかった…。

 

おまけ

今回はお菓子の話が少なかったですが、最後に私が自分のおみやげ用に買って帰ったミタイの写真を載せておきます。

(冷蔵庫や冷凍庫に入れて数日にわたって食べたので写真に写ってる日付がバラバラですが、とりあえず味もお腹も大丈夫でした)

 ←グジヤの中身

 ←ドライフルーツラドゥの下にはシロップが固まってました

写真は以上です。

どれも美しくておいしかったです。

ちなみに私が一番おいしいと思ったのはドライフルーツラドゥでした。

 


 

とりあえず、これで一昨年のインド旅行のお話が終わりました。お菓子の話にしぼったつもりでも、ちょっと長くなってしまいました。

お読みいただきありがとうございました。

 

インド旅行、本当に楽しくて勉強になって素晴らしかったです。とにかく何から何までお世話になったインド人のお友達家族のおかげです。本当に感謝しかありません。

新型コロナの影響もあり、次に行けるのがいつになるかわかりませんが、インドにはぜひまた行きたいと思っています。

また、このブログではお菓子のことを中心に書いているのですが、紹介していないだけでお菓子や食べ物に関すること以外にもめちゃくちゃ面白いこと素敵なこと美しい景色がいっぱいでした。

まだインドに行かれたことがなく、興味をお持ちだったら、ぜひぜひ行ってみてほしいなあと思います。

 

それでは、少しでも早く、少しでも被害が少なく、新型コロナの感染被害が収まりますように…。

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