とてもメジャーなインドのデザート。
インドではご家庭でもよく作って食べられるそうです。
インドレストランでは「ライスプディング」という名前で提供されていることもあります。
お釈迦様が断食修行をされているときに村娘のスジャータから捧げられたという逸話で日本でも知られている乳粥「キール」…お釈迦様はこれを召し上がって悟りに至られたとか。
たしかになんとも滋味深い、豊かな味がするデザートです。
お米をミルクで煮るなんて?と抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、日本や中国で食べられているお粥とはまったく別物で、お米よりは濃厚なミルクの味が主役のまさに「お菓子」となっていますのでぜひ物は試しに食べてみていただきたいです。
(ミルクを煮詰めて作るのでソフトキャンディの「ミルキー」にちょっと似た味になってます)
キールの作り方
作り方はとても簡単。ただ少し時間と根気がいります。
バスマティライス1/2カップを牛乳1~1.5リットルで1時間ほど焦げ付かないように混ぜながら煮込み、お米がどろどろにやわらかくなりクリーム色っぽくねっとりとしてきたら、砂糖(お好みの分量)とカルダモンパウダー、ナッツやドライフルーツなどを加えてさらに少し煮てできあがりです。
煮詰めた牛乳がとても濃厚で味わい深いデザートです。
温かいまま食べても、冷やして食べてもとてもおいしいです!
※バスマティライスがなければ日本のお米でも大丈夫です!バスマティライスより少し時間がかかるかもしれませんが、よりねっとりとした粘りがありこちらもまたおいしいです。
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